竹内涼真＆町田啓太Ｗ主演、競技ダンスを官能的に描くNetflix映画『10DANCE』制作決定

竹内涼真と町田啓太がW主演を務めるNetflix映画『10DANCE(テンダンス)』の制作が決定。2025年に配信されることが明らかになった。 【写真を見る】原作は「このBLがやばい！2019」を受賞した井上佐藤による大ヒットコミック 本作は、男性2人のダンスに懸ける情熱、闘志、対抗心、そして苦悩や嫉妬を描く本格競技ダンス映画。原作は井上佐藤による同名の大ヒットコミックで、いまある競技ダンス漫画の先駆け的作品として瞬く間に人気を博し、「このBLがやばい！2019」を受賞するなど、甘く刺激的な大人の“恋”と“ダンス”の物語が多く人の心を鷲掴みしている。監督を務めるのは「るろうに剣心」シリーズや『レジェンド＆バタフライ』(23)などを手がけた大友啓史。ダイナミックさと繊細さをあわせ持つ、豪華絢爛な世界観を精巧に活写する。 W主演を務めるのは、ドラマでの共演以来約8年ぶりの共演となる竹内と町田。主演作「六本木クラス」や「ブラックペアン」シリーズなど話題作への出演が続く竹内は、今作でNetflix作品に初参加となる。ラテンダンス日本チャンピオンで、世界に通用する実力を持ちながら、ある理由から国内の大会にこだわる主人公の鈴木信也を演じ、社交ダンスにも初挑戦する。「幽☆遊☆白書」、「グラスハート」などNetflixの注目作品への出演も続く町田が演じるのは、竹内演じる鈴木を"10ダンス"の世界に誘う、スタンダードダンス日本チャンピオンで世界2位という記録を持つもう一人の主人公、杉木信也。生きてきた世界も、性格もなにもかも異なり交わるはずのなかった2人の信也が、ともに"10ダンス"の頂点を目指すことで、ぶつかりながらも強く惹かれ合っていく様子を、情熱的かつ丁寧に表現する。 実写化に際し、原作者である井上佐藤は「大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております」とエールを贈っている。 最旬キャストが甘く刺激的な大人の“恋”と“ダンス”を体現する本作。追加キャストなどの続報も要チェックだ！ ■＜スタッフコメント＞ ●大友啓史(監督) 「愛に関する器、その器量を創り手に強く問うてくる作品です。身体を重ね、眼差しを交わした瞬間、優美さの裏側に潜む秘めた感情や情熱とともに、様々なボーダーを超えた、未だ見ぬ新しいなにかが産み落とされていくかのようです。日々心を震わしながら、この挑戦に取り組んでいます。竹内涼真、町田啓太の魅力をたっぷり添えて。ゴージャスで魅惑的な、そしていままで見たことのない新鮮なダンス映画を世界にお届けしたい。どうぞご期待ください」 ●井上佐藤(原作) 「この度の映像化のお話を伺ったとき、正直に言えば『期待1：不安9』の割合でした。理由は、『10DANCE』の映像化には製作費をかけ、監督に恵まれ、キャストにも充分なダンスの資質が無ければ無理であろうと考えたからです。ですがその後、製作がまさかのNetflixさんと聞き、不安が一つ消えました。更に大友監督がメガホンを握ることに決まり、その映像から受ける美意識の高さに緊張が走りました。鈴木役の竹内さんは短髪で精悍なイメージがありましたが、髪を伸ばした笑顔を拝見して、『あ、”兄ちゃん”キャラだ!!しかも気さくな感じ…』と、鈴木との共通点を見つけて、嬉しくなりました。杉木役の町田さんは、原作の杉木よりもずっと優しく甘いマスクで、貴公子感に溢れていて、ときめきました。このお二方の配役は私の中でストンと腑に落ちました。もちろん映像化にあたっては、漫画通りという訳にはいかないと思いますが、大友監督、竹内さん、町田さん、このお三方ならば、官能とその先にある歓喜を表現していただけるだろうと期待を込めて、完成をソワソワしながらお待ちしております」 文/スズキヒロシ