【MLB】ア・リーグ公式戦全日程終了 タイトルホルダーやシード順が確定 ジャッジ二冠、スクーバルは投手三冠
日本時間9月30日、ア・リーグはレギュラーシーズンの全日程を終了した。これに伴い、タイトルホルダーやプレーオフのシード順が確定。アーロン・ジャッジ(ヤンキース)が2年ぶりに本塁打と打点の二冠を獲得し、タリック・スクーバル(タイガース)は2020年のシェーン・ビーバー(当時インディアンス)以来4年ぶり、短縮シーズンを除くと2011年のジャスティン・バーランダー(当時タイガース)とクレイトン・カーショウ(ドジャース)以来13年ぶりとなる投手三冠を達成した。 【動画】ヤンキースのアーロン・ジャッジの全58本塁打 ジャッジは58本塁打、144打点と圧倒的な数字を残し、OPS1.159もダントツだった。ジャッジの三冠王を阻止したのはボビー・ウィットJr.で、打率.332をマークして初の首位打者に。盗塁王は44盗塁を記録したホセ・カバイェロ(レイズ)が獲得した。 投手成績に目を移すと、スクーバルが18勝、防御率2.39、228奪三振で主要3部門のトップを独占。エマニュエル・クラセ(ガーディアンズ)は球団新記録のシーズン47セーブをマークし、3年連続で最多セーブのタイトルを手にした。 プレーオフのシード順は、地区優勝したヤンキース、ガーディアンズ、アストロズが第1~3シードに入り、ワイルドカードの3チームは第4シードがオリオールズ、第5シードがロイヤルズ、第6シードがタイガースに決定。日本時間10月2日に始まるワイルドカード・シリーズでは、アストロズとタイガース、オリオールズとロイヤルズが対戦する。