ムバッペのPK失敗も響いてマドリーが敗戦、アスレティックに9年9カ月ぶりの勝利を献上【ラ・リーガ】
レアル・マドリーは4日、ラ・リーガ第19節でアスレティック・ビルバオとのアウェイ戦に臨み、1-2で競り負けた。 【動画】ベリンガム同点弾もミス絡みでアスレティックに決勝点献上 3日前のヘタフェ戦を快勝してリーグ戦3連勝とした2位マドリー(勝ち点33)は、ヘタフェ戦のスタメンからブラヒム・ディアスに代えて負傷明けのチュアメニのみを変更した。 フラットな[4-4-2]で構える4位アスレティック(勝ち点26)に対し、キリアン・ムバッペとロドリゴの2トップで臨んだマドリーがポゼッションする展開で立ち上がる。 13分にはムバッペがネットを揺らすも、VARの末オフサイドがあってノーゴールに。 その後は小康状態が続いた中、31分にピンチ。イニャキ・ウィリアムズのヒールパスを受けたベレンゲルに決定機を許したが、シュートミスに救われた。 ハーフタイムにかけてもボールは持ったマドリーだったが、好機は生み出せずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半もペースを掴めなかったマドリーは53分に失点。CKの流れからイニャキのクロスをGKクルトワが弾いたところ、ルーズボールをベレンゲルに拾われ蹴り込まれた。 追う展開となったマドリーはブラヒム・ディアスを投入。直後、ボックス左ポケットを突いたロドリゴのパスをムバッペがシュートに持ち込んだが、GKの正面だった。 それでも67分、FKからリュディガーがGKアギレサバラのパンチングを頭に受けてPKを獲得。しかしキッカーのムバッペはシュートをアギレサバラに止められ同点とはならず。 CLリバプール戦に続くムバッペのPK失敗で絶好の同点機を逸したマドリーは、74分にはピンチもサンセトの決定的なシュートはゴール前のイニャキに当たって救われた。 すると78分に同点弾。ボックス手前左からムバッペのミドルがGKを強襲すると、ルーズボールをベリンガムが押し込んだ。 直後にもロドリゴがGK強襲のシュートを浴びせたマドリーがギアを上げていったが、80分に軽率なミスから失点。バルベルデがボールをロストしてそのままグルセタにゴールを許した。 最終盤、エンドリッキやギュレルを投入したマドリーだったが、1-2で敗戦。連勝が3で止まり、お得意様としていたアスレティックに対してラ・リーガでは9年9カ月ぶりの勝利を献上している。 アスレティック 2-1 レアル・マドリー 【アスレティック】 アレックス・ベレンゲル(後8) ゴルカ・グルセタ(後35) 【レアル・マドリー】 ジュード・ベリンガム(後33)
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