能登の復旧従事の作業員守れ 労災防止で工事現場をパトロール
テレビ金沢NEWS
能登の復旧の要となる工事現場の作業員たちの安全を守るため、労働基準監督署などが輪島市内の工事現場をパトロールしました。 このパトロールは工事現場での安全管理の取り組みを共有し、復旧・復興関連の工事に携わる作業員たちの労災を防ごうと穴水労働基準監督署などが実施したものです。6日は輪島市の河原田川を訪れ責任者から労災を防ぐための取り組みを聞きとりました。
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復旧工事を巡っては、9月の奥能登豪雨でトンネル工事を行っていた作業員1人が死亡する事故が発生したほか、重機の接触などの労災が多発しているということです。 穴水労働基準監督署・光谷 正樹 署長: 「復興は1日でも早くというスピード感が求められているが、工事に関しては決められたことを着実にやっていくことが結果的に早期の復興につながるという意識を皆さんに持っていただきたい」
主催者は今後も作業員の安全衛生への意識が向上するよう指導し労災を防ぎたいとしています。