【初対談 沖尚・比嘉公也 × 興南・島袋洋奨】「ひとつ勝てばいい」と乗り込んだ甲子園… 沖縄高校野球界の歴史を変えた2人の左腕が語り尽くす 【特別企画・前編】
ー沖縄にとって甲子園は特別なんだと感じた? 比嘉:僕が高校生の時に「甲子園優勝が先か、大臣(の輩出)が先か」みたいなことを言われた記憶がある。大臣のレベルと甲子園の優勝が同じ扱いを受けるということは、やっぱり沖縄にとって高校野球は特別な競技なのかなとは思います。 ー島袋さんは沖縄尚学のセンバツ初優勝の時は覚えていますか?(まだ7歳ごろ) 島袋:ちょっと覚えてない(苦笑) 比嘉:そりゃそうですよ!(笑) 島袋:映像ではもちろん見たことあるんですけど、リアルタイムで見ていたかと言われたら、たぶん見ていない(苦笑)。当時は分からなかったけど、大きくなって(初優勝時の)映像を見るにつれて、沖縄の盛り上がり方はすごくて、本当に悲願を成し遂げた瞬間だったんだというのは思いました。 甲子園はみんなが応援するので、自然と見るようにもなっていったし、そこ(甲子園)に憧れてる自分もいました。チーム沖縄というか、野球だけでなく、色々な分野で沖縄の人が県外で頑張っているのを皆で応援する風習はすごくいいなと思うし、私も甲子園は常に(県代表チームを)応援しています。 (後編へ続く) 2人の対談の様子は、RBCテレビで11月20日(水)夕方6時15分から生放送の「映像が語る沖縄70年 RBCキャスターが見たニュースの舞台裏」でご覧になれます。 RBCの映像ライブラリーから掘り起こした貴重映像や、歴代ニュースキャスターが明かす “あのニュース” の舞台裏にご期待ください。
琉球放送