ツアー3勝の大江香織、5年ぶり競技復帰「悔いを残さないため」1次予選会出場エントリー/全文
ツアー3勝の大江香織(34)が17日、5年ぶりに競技復帰する意向を表明した。この日、自身のインスタグラムを更新。「来週から行われるQTにエントリーしました」と報告。19日から始まる来季の国内ツアー出場権を懸けた1次予選会に出場すると明かした。「ゴルフに前向きな気持ちになれた今の気持ちを大切にしたい。一度きりの自分の人生、悔いを残さないために挑戦してみます」と意気込んだ。 大江は19年11月の伊藤園レディースの会場で、同試合を最後に第一戦から退くと発表した。当時、現役引退の理由を「2年ぐらい前から自分の伸びしろを感じられず、モチベーションとかもなくなってきた」などと説明した。 以下、インスタグラムにつづった全文。 来週から行われるQTにエントリーしました。2019年11月の伊藤園レディス以来、5年振りにJLPGAの競技に参加します。 競技から離れたあとも、本当にありがたいことに沢山の方に助けていただき、これまでゴルフ業界でお仕事を続けることができました。 そんな中、自ら一線を引いておきながら、また競技に戻ろうとしていることに後ろめたさも感じています。 私が競技から離れたあとも、必死に努力を重ねてきた選手たち。また同じ場所に立ちたいと思う資格が自分にはあるのか。周りの方は私の選択をどう思うんだろう。しばらく自問自答しました。 でも、ゴルフに前向きな気持ちになれた今の気持ちを大切にしたい。一度きりの自分の人生、悔いを残さないために挑戦してみます。 競技と距離を置いた事で視野が広くなり、ゴルフの新たな魅力、奥深さや楽しさを学ぶことができました。この経験を活かせるよう全力で頑張ってきます! 募る思いはまだまだ山のようにあるのですが、長くなるのでこれ以上はやめておきます。笑