ジキルとハイド!?　どちらのキャラで着こなす!?

〈トミー ヒルフィガー〉と〈クロット〉のロゴをかけ合わせた左胸のロゴに加え、カンフージャケットっぽいボタンも見どころ。10万8900円（トミー ✕ クロット／トミー ヒルフィガー カスタマーサービス）

ファッションは、ときにその人の性格やキャラクターを自然と物語ってしまうもの。たとえば、きちんとプレスのかかったシャツをいつも着ていれば、几帳面さや誠実さがある人なのがなんとなく垣間見えたりする。では、このブルゾンを着ていたら、どんなキャラだと思う？ これは、〈トミー ヒルフィガー〉が、今、勢いのある香港発のストリートウエアブランド〈クロット〉とのコラボを実現させた話題の1着。濃紺カラーの大人顔ブルゾンと思いきや、襟や袖口、裾にネイティブっぽいカラフルな配色がちりばめられている。実はこれ、表裏で色と柄が違うリバーシブル型で、リブとボディの色と柄が反転デザインになっている。なので、無地の面を表にすると、裏側のポップな色柄がさりげなく垣間見られるような感じになる。

裏返しにして、ネイティブ風の総柄ブルゾンとして着ることも。この面で着る場合は、襟や袖口、裾のネイビーが総柄をちょうどいい感じで引き締めてくれる

これを着れば、大人らしくふるまえるいっぽうで、内面は遊び心があって明るくて楽しいことが好きそうな人=好印象キャラに見えないだろうか。もちろん、逆の総柄を表にして着れば、お茶目そうだけど実は誠実キャラ!?なんて印象を与えることもできそう。さて、どっちをメインで着る？ ※雑誌『Safari』2月号より