「龍のしっぽ」切ったのはカニ?金龍ラーメンの「しっぽ」が期間限定で復活で龍も嬉し泣き!? 仕掛け人社長「道頓堀の商売人根性やね」
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金龍ラーメンの切断された「龍のしっぽ」。期間限定で戻ってきます。 9月17日午前、大阪・ミナミ。 「どうやって動いたん?」 「ここまできたら面白い」 人々の注目を集めているのは…。 (記者リポート)「金龍ラーメンのしっぽ、どこにいったかといいますと…カニに挟まれてしまいました」 「金龍ラーメン 道頓堀店」。店のシンボルは約30年前に設置された今にも舞いそうな龍の看板でしたが…。8月23日、龍の「しっぽ」は切断。新たな建物を建設しようとしていた隣の土地の所有者からしっぽなどが「土地の境界を越えている」と提訴され、大阪高裁が撤去を命じたのです。龍の目には涙が浮かんでいました。 9月17日午前、この龍の「しっぽ」をめぐり、新たな動きが。 (大阪かに源 武田源社長)「捨てるしっぽもあれば拾うカニもあり、ということですかね」 切断された後、看板会社で保管されていたしっぽを受け取ったのは、「金龍ラーメン」の15m先にあるカニ料理店「大阪かに源 道頓堀店」。こちらも大きなカニの看板が目を惹きますが… (大阪かに源 武田源社長)「カニがしっぽを挟んでいるということを連想してみて」 約1時間の工事を経て、「カニ」がハサミで龍の「しっぽ」を切り取ったかのように…。町の人は。 (地元の人)「ユニークでええんちゃう。もったいないしね」 (ミナミで働く人)「切ったしっぽを飾る可能性は感じていたけどこうなるとは思ってなかったです」 (広島から旅行)「すてるものは捨てる。つけてやろうかということはないと思いますから。うれしいです。ぜひ写真を撮って帰ります」 「大阪かに源」の社長・武田源さんも、満足げに看板を眺めます。 (大阪かに源武田源社長)「映えているね。新たに道頓堀の新名所誕生という。捨てられるはずのしっぽが、こうやって新たに生まれ変わる。商売もその連続だと思う。道頓堀の商売人根性ですね」 9月17日~10月10日までの期間限定での復活で、これには龍もうれし泣きです。
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