静岡県ようやく梅雨入り 昨年より23日遅く 袋井・法多山尊永寺で「傘の花」やアジサイ
気象庁は21日、静岡県を含む東海と近畿、関東甲信が梅雨入りしたとみられると発表した。東海の梅雨入りは平年より15日遅く、昨年に比べて23日遅い。 【動画】袋井・法多山尊永寺で「傘の花」やアジサイ 静岡地方気象台によると、1951年の統計開始以降で4番目、過去20年では2017年と並んで最も遅い梅雨入りとなった。太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、偏西風が南へ大きく蛇行し、前線が本州から離れていたことが要因だという。 21日は本州南方の前線上を低気圧が通過した影響で県内でも未明から雨が降った。来週半ば頃まで雨や曇りの日が続く見込み。 袋井市の法多山尊永寺では、境内でカラフルなてるてる坊主や傘をつるす催しが開かれていて、梅雨らしい雰囲気を楽しめる。アジサイも見頃を迎えている。
静岡新聞社