県内の4月の有効求人倍率は1.32倍と27カ月連続1.3倍を超える高い水準が続いています。 佐賀労働局によりますと、県内で仕事を探す人1人に何件の求人があるかを示す有効求人倍率は、4月が1.32倍と27カ月連続で1.3倍を超える高い水準でした。 新規求人数は前年の同じ月と比べ2.3％増え、7166人で5カ月ぶりの増加となっています。 産業別にみると宿泊業・飲食サービス業で16.8％増加していて、インバウンドの影響や事業拡大を見据えた求人が増加しているということです。 佐賀労働局は「雇用情勢は回復に向け着実に歩みを進めている。一方で原材料の高騰や仕入価格の上昇の影響を受けている事業者がいることから、物価上昇が雇用に与える状況を引き続き注視する必要がある」としています。