「二度とゴルフ場に行きたくない!」と感じさせないために… コースデビューを成功させるコツと注意点
コースデビューで「理想のタイミング」は
ビギナーにとって、コースデビューは練習場に通う時とは比べ物にならないほど高いハードルが存在します。 【写真】コースデビューには向かない!? 「激ムズ」浮島グリーンがあるゴルフ場6選 しかも未知の世界ながら「迷惑をかけちゃいけない」「ルールとマナーは大丈夫か?」などのほかに、ゴルフ場の予約から道具の準備まで「楽しい」とは程遠い様々なプロセスを踏まなければなりません。そんなことから、経験者の手助けなしに快適なコースデビューするのは難しいのが現実です。
私はゲームがきっかけでゴルフを始め、コースデビューまで「ひとり」で行いましたが、現在のようにレッスンプロの指導を受けていたら良かったと思う反面、「自らコースに行きたい」と思ったタイミングでデビューを果たせたことは間違っていなかった気がします。 私がヘッドコーチを務める「インドアゴルフレンジKz亀戸店」にもたくさんの人が訪れ、ゴルフをスタートさせてコースデビューを果たしています。稀に、まだクラブすら握ったことがないにも関わらず「会社のコンペが来週あるので練習しないといけない」という人もいます。 ムリなタイミングでコースデビューせざる得ないビギナーの多くは、「楽しい」と感じるよりも「辛い」が勝ってしまいがちです。コースデビューのタイミングに正解はないのですが、明らかに「まだデビューしたくない」人をムリに周りのゴルファーがデビューさせてしまうのは、長い目で見た場合あまりよいことではない気がします。
ほとんどのビギナーにとって準備の長さに関係なく「コースデビューは打ちのめされるもの」と考えると、「そろそろコース行っても大丈夫ですか?」ぐらいの気持ちが芽生えてからが理想のタイミングなのかも知れません。
スイングやルールを教える前にデビューで伝えるべきは「安全第一」
TVや映画等で「ゴルファーが観たくないもの」の一つが、ゴルフクラブを使ったバイオレンスなシーンではないでしょうか。それだけ、ゴルフクラブを振り回すの行為が「危ない」ということです。 備えとしてゴルファー保険の加入も含め、コースデビュー前のビギナーには必ず「安全第一」で全ての状況を判断するように伝えています。