パリパラ金・田口選手が児童と交流 ゴールボールの魅力伝える 岐阜市の長良西小学校
パリパラリンピックで金メダルを獲得したゴールボール男子の田口侑治選手が18日、岐阜市の小学校を訪れ、ゴールボール体験会を開きました。 岐阜市の長良西小学校を訪れた田口選手は、全校児童約600人に拍手で迎えられました。 この小学校ではパラスポーツを通じた共生社会の推進を目的に、田口選手と2022年度から交流に取り組んでいます。 田口選手は、児童を前に「皆さんの応援が力になった」と語った上で「これからも競技をがんばりたい」と意気込みました。 視覚障害を乗り越えて活躍した田口選手に対し児童からは「わたしも挑戦することを諦めず何事にもがんばりたい」と声が上がりました。 ゴールボールは、鈴の入ったボールを転がすように投げ合ってゴールに入れた得点を競う3人制の競技です。攻める側も守る側もともにアイマスクを着けてプレーします。 体験会では、アイマスクを着用して鈴の音だけを頼りに転がるボールを止めることに挑戦。その後は試合にも臨みました。 参加した4年生の児童は「鈴の音と周りのアドバイスだけが頼りでとても難しかった」と話していました。