高橋ひかる、2025年は“自分らしく”自然体に「より魅力的な芯のある強い人間になりたい」
俳優の高橋ひかるが、2024年12月に都内で行われた「オスカープロモーション 2025年新春 晴れ着撮影会」に参加。主演ドラマ「顔に泥を塗る」(テレビ朝日系)や、映画「赤羽骨子のボディガード」など、2024年もさまざまな映像作品に出演した高橋に、2024年の活躍ぶりを振り返ってもらいつつ、“2025年の誓い”を聞いた。 【写真】まさに“見返り美人”…!高橋ひかるの振り返り全身ショット 「オスカープロモーション 2025年新春 晴れ着撮影会」は、芸能事務所「オスカープロモーション」が毎年12月上旬に開催する、所属タレント・俳優が色とりどりの美しい晴れ着姿を披露する恒例イベント。2024年は高橋の他、本田望結、宮本茉由、井本彩花、井頭愛海、尾碕真花、玉田志織、川瀬莉子、本田紗来、大角ゆき、ギュナイ滝美、そして男性俳優の飯島寛騎、奥野壮、庄司浩平、百瀬拓実が初参加となった。 ■「映像の現場にいる時間が長かったこともうれしかったです」 ――2024年も映画にドラマに引っ張りだこでしたが、お仕事の面で印象的だったのは? 2024年はまだ公開されていないものも含めて5作品出させてもらえて本当に幸せです。作品や役に対してのアプローチを毎回変えることができたのも、こうしていろいろな作品との巡り合わせがあったからこそですし、ドラマや映画など、映像の現場にいる時間が長かったこともうれしかったです。 ――「赤羽骨子のボディガード」では、アクションにも挑戦されて。高橋さんはもちろん共演者の方も素晴らしいアクション演技でした。 みんな格好良かったですよね。カリ(エスクリマ=フィリピン武術)というものがあるんですけど、「あれを極めたら全部の武術いけるよ!」と、そのとき共演した堀丞さんというアクションが得意な俳優さんがおっしゃったんです。近距離戦と、刀を使った動きの基礎が一緒らしくて。それを習おうかなって思っているぐらい、アクションは刺激的でした。物理的にも内面的にも格好いい女性になりたいです。 ――では、2024年を振り返って“私的重大ニュース”を教えていただけますか? 初めてカキに当たりました! それから恐ろしくて恐ろしくて…。 ――おお…つらそう。 普段から生ものはあまり食べる機会がないんです。友達と久々に外食に行って、仕事があるくせに調子に乗って「当たったことないから大丈夫だよ~!」ってカキを頼んで。「カキの殻って口付けたらあかんねんで!」とか言っておきながら、自分がしっかりと当たるという…。 ――コントなら100点の流れですが…リアルはきついですね。 自分は全然(殻に)口も付けなかったし、ちょっと食べただけだから大丈夫!って油断していました。仕事の前日は生ものを食べないほうがいいってことを身をもって経験しました。 ――タイミングもありますよね。 そうそう!もともと体調が悪かったのかもしれないですしね。カキは何も悪くないです。 ■“巳年”ということで「脱皮して成長したいところ」は? ――そんな2024年を経て、2025年は巳(蛇)年ですが、蛇と言えば体を成長させるために脱皮が不可欠な生き物と言われています。それにかけて2025年に自分が脱皮して成長したい部分はどういうところですか? 自分では分からないんですけど、バラエティーとかの印象からか、最近会った方に「作っている感じがする」って言われるんですよね。リアクションが大きいからかなと思うんですけど、それがもしかしたら“作ってる”のかもしれないなと。家に1人でいたら、そんなに大きなリアクションをすることはないですしね。自然体で、感じたことをより素直に言葉にできるようになりたいです。 中学生の頃から芸能界に入って、早い段階で“大人びる”ことを覚えてしまって。自分ではそんなつもりはなかったですが、ちょっと背伸びしている部分もあったのかなと今振り返ってみたら思っていて。等身大でいたいですね。 先輩方を見ていると、ありのままで自分らしく、自分はこうなんだと自我を持っていらっしゃる方はすごく魅力的。意外と自分のことを知らないなと思ったので、2025年は自分探しをしたいです。 ――これまで自分じゃない、いろんな役を演じてきましたからね。 そうですね。表にいる自分のほうが身近な存在になってしまったので。普段の1人の女性・高橋ひかるをもっと見つめ直して、より魅力的な芯のある強い人間になりたいです。 ■「役と一緒に成長できるのがすごくうれしいんです」 ――1月14日(火)からはドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」(TBS系)への出演も決まっていますね。 今回は研修医役です。芳根京子さんが演じる主人公のまどかも挫折したり、ポジティブにいろいろなことに挑戦したりして、すごく励まされる作品になっています。私が演じる千冬という役はすごくリアリスト。割と現実を見ているキャラクターなのですが、話が進むにつれて人間らしい感情も見えてくるので、楽しみにしていてくださいね。 ――これまでは学生役が多かったかなと思いますが、初めての研修医役ということで。役とともに成長するという部分もありそうですか? そうですね。いろんな作品に参加して思うのは、役と一緒に成長できるのがすごくうれしいんです。私は中学生の頃に芸能界に入ったので、アルバイトをしたこともないですし、面接も受けたことがないですし、人生経験は人より少ないのかなと。 だからこそ、役と一緒にいろんなことを経験したり、考えたりすることができるのはすごく幸せ。成長しながら、同じ研修医役の役者の皆さんといい関係で撮影を進めていけたらなと思っています。 ――最後に、2025年の誓いをお願いします。 2025年も変わらず、どんどん新しいことにチャレンジすることを誓います! 知らないことだからって“食わず嫌い”をしたくないので、何事もとにかくチャレンジする。新しいことをするにあたって挫折したり、悩んだり、立ち止まったりもすると思うんです。それでも一つ一つ真摯(しんし)に向き合い、逆境だったとしても負けずに立ち向かいながら成長していきたいなと思います。 ◆取材・文:月島勝利(STABLENT) ※高橋ひかるの高はハシゴダカが正式表記