【K-1】ブラジル大会にUFC、GLORY、ONEに出場したビッグネーム集結。ピーター・アーツとセミ―・シュルトもセミナー開催
2024年8月24日(土・現地時間)ブラジル・ブラジリアのニルソン・ネルソン体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024 IN BRASILIA』は、豪華なファイトウィーク中に開催されることが決まった。現地メディアは「前例のないスーパーイベント」と報じている。 【写真】昨年9月のトーナメントで優勝したリュウ・ツアー(左)に判定で敗れたマチャド 8月17日から24日をK-1ファイトウィークとし、連邦管区政府スポーツレジャー省と提携して行われるという。まず17日には南米のキックボクシングイベント『WGP』がスーパーライト級(-64.5kg)8人トーナメントの決勝ラウンドを開催。 その週にはK-1のレジェンドであるピーター・アーツ、セミー・シュルトを始め、レジェンドやブラジル現役選手のセミナーも開催される。 そして、ファイトウィークの締めくくりとなるのが『K-1 WORLD GP 2024 IN BRASILIA』だ。今大会では12月14日(土)に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2024』無差別級世界トーナメントの出場権が争われる南米地区予選が行われる。 4人トーナメントに出場が予定されているのは、グート・イノセンテ(ブラジル)。2005年にMMAデビューし、2011年からは『ストライクフォース』に参戦。同プロモーションが『UFC』に買収されたためUFCに参戦する予定だったが、練習中の怪我で2年のブランクが空く悲運に。2014年に2度の出場を果たしたが、2連敗でリリースされた。 2015年からはキックボクシングとの二刀流で活躍し、WGPで世界ライトヘビー級王座を獲得すると2016年2月からは『GLORY』に参戦。ヘスディ・ゲルゲスらに4連勝を収めたが、ジャマル・ベン・サディックに連勝をストップされた。2018年9月にはリコ・ヴァーホーベンが保持するGLORY世界ヘビー級王座に挑戦も判定負けで王座奪取ならず。2022年2月からは『ONE Championship』に参戦、2連勝のあと2連敗を喫している。直近の試合は2023年6月のラーデ・オパチッチ戦。 アリエル・マチャド(ブラジル)も出場を予定。マチャドは2006年から2014年までMMAの試合に出場し、キックボクシングとの二刀流で活躍。WGPを主戦場としながら2016年7月からはGLORYにも参戦。GLORYライトヘビー級王座挑戦者決定トーナメントでは準優勝している。2023年9月のK-1 WORLD GP 30周年記念無差別級トーナメントにも出場し、準決勝に進出。リュウ・ツアーに敗れている。 さらには、ブラジルを代表するキックボクサーの一人であるアンダーソン・ブラドック・シルバ(ブラジル)も参戦を表明。シウバはブラジルでキャリアを積んだ後、オランダへ渡りドージョー・チャクリキ所属に。ヘスディ・ゲルゲスに勝利、ロイド・ヴァン・ダムとは引き分けた。2009年からはGLORYに参戦を果たすと、ステファン・レコをKO。バダ・ハリ、レミー・ボンヤスキーとも対戦している。最後の試合は2021年10月で、約3年ぶりの復帰でトーナメント制覇を狙う。
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