ゴルフ場の新紙幣対応状況について聞いてみた! 最近は現金で払っている人はほとんどいない!?
キャッシュレス化が進む中でも現金支払いの対応は必要
近年は多くのゴルフで自動精算機を導入することがスタンダードになっています。20年ぶりとなる今回の新紙幣の発行ですが、ゴルフ場ではどのように対応しているのでしょうか。ゴルフ場関係者や自動精算機を手掛ける会社に状況を聞いてみました。 【写真】お値段なんと“1397万円” 青木瀬令奈が着用する「リシャール・ミル」をじっくり見る 今では多くのゴルフ場で導入されている自動精算機。プレー終了後はフロント横で機械を相手に精算することがすっかりスタンダードになりました。
新紙幣が発行されるということは、自動精算機も新しい紙幣で支払いができるように改修が必要になります。近年はクレジットカードに加えQRコード決済での支払いも増えているそうですが、新紙幣への対応は終わっているのでしょうか。 まず、ゴルフ場関係者に最近の決済方法の割合を聞いてみると「7割くらいがキャッシュレスでの支払いになっています」とのことでした。ゴルフ場によっては、現金決済に対応している自動精算機は、頻繁に機械の中で紙幣が詰まってしまうトラブルが発生するため、カード決済専用機のみ導入しているところもあるそうです。 そういった事情もあり、費用のかかる新紙幣への対応を行っていないゴルフ場もまだあるようでした。 ゴルフ場の自動精算機を手掛ける株式会社アルメックス(U-NEXT.HD)の担当者にも状況を聞いてみました。
「ゴルフ場で新紙幣への対応が完了しているコースの割合は、今年6月末段階で85%程度といった状況です。昨年の12月くらいからゴルフ場様より問い合わせが増えてきました」 「今回の改刷(新紙幣)の対応をきっかけに、チェックインなどのオプション機能を追加して、新型自動精算機へ入れ替えるという傾向が増加しています。また、新規で導入をご検討されているゴルフ場様も増加の傾向にある状況です」 「当社の自動精算機のキャッシュレス利用状況および、市場動向としては、クレジット決済のほか、QR決済の利用も定着しつつあり、キャッシュレス化の傾向は今後更に進むと思われます。このため新規のキャッシュレス(クレジット・QR)決済専用機の需要は、増加の傾向にはあります。しかし、ゴルフ場ではまだまだ現金を利用されるお客様が多く、どちらも利用が可能な現金/キャッシュレス決済併用機を要望されるゴルフ場様が大半を占めている状況ですね」 複数のゴルフ場関係者に新紙幣への対応について聞くいても、「すでに完了しています」や「当ゴルフ場では新紙幣発行直前になると改修依頼が混みあい遅れると予測していたので、早めに対応しました」と「対応済み」という話がほとんどでした。