70歳の婦人服デザイナーがボディコンテスト活躍! 年齢による身体の悩みもボディメイクで解消!?
6月16日(日)、京都・京都パルスプラザで開催された『マッスルゲート京都大会』。この大会で憧れのドレスを着て舞台に立ち、ドリームモデル158cm以下級2位の成績を収めたのが、竹尾洋子(たけお・ようこ/70)さんだ。 【写真】婦人服デザイナー・竹尾洋子さんの優美なドレス姿
竹尾さんは婦人服のデザイナーをしており、あるとき安井友梨さんのドリームモデルの記事を見て衣装や振る舞いに憧れを抱き競技参加を決めた。 競技を始めることは誰にも相談せずに決断したそうだ。 「年齢も年齢なので、最初は家族にも何も相談しなくて、やれるかどうかも自信がなくわからなかったです。でも憧れの衣装を着られるように、とりあえず一歩踏み出してみようと思って自分で決めてやり始めました。やらないと何も始まらないので」 出場を決めてから家族に話したときは、「主人と二人の息子はとても応援してくれています。『自慢できる』と言ってもらえるのでとても励みになって頑張れました」と言い、家族からの応援も行動力の源になっているようだ。 竹尾さんは運動やスポーツに苦手意識があり、70歳になるまでずっと運動をしてこなかったが、憧れの衣装を着るために、トレーニングを開始した。 「この歳になって厚かましいというか、怖いもの知らずというか」そういいながらも、運動を開始してコンテストに出場まで至った。 ダイエットでは食事も試行錯誤しながら行った。 「はじめは色々な食材から栄養を摂ろうと思っていたのですが、どれが良いのか分からなくなってしまいました。なので期間を決めて、自分の身体の反応が良いと感じる食材を選ぶようにしていきました。今ではマグロの刺身とカツオなどのお魚が減量のメインとなっています。また、食事の油分を減らすことや、なるべく添加物のないナチュラルなものを頂こうと気をつけていました」 また、70歳という年齢による悩みもあった。 「年齢による皮膚の張りが上手くでないことに苦心しています。対策として、自分でマッサージをしたりエステに通ったり、こまめにケアをしています」 こういった日々の努力もあり、皮膚の張りも徐々によくなっているようだ。 ボディコンテスト出場をして嬉しいことがあると竹尾さんは語る。 「婦人服のデザイナーの仕事でも着こなし方の参考になります。特に姿勢やウォーキングが洋服のシルエットに『これだけ影響が出るのか』と発見がありました。 また、みんなわたしよりお若いので「元気をもらえます」「勇気をもらえます」とおっしゃっていただけるので、そういったときにやって良かったなぁと思えます。そしてそれに恥じないように『頑張らないと!』と思えますし、励みにもなるし、そういう感情を多少なりとも与えられることができるのは嬉しいです」
コンテスト出場で日常生活と心境も変わった。 「運動もスポーツも全くしてこなかったのに、年齢に関係なく『やってみよう』という気持ちになっています。今もまだ減量途中で、今年はまだあと3つの大会に出場して、ベストな着こなしを見せたいです!」
取材:柳瀬康宏