広島東洋カープ・末包昇大(C)産経新聞社

8月20日、プロ野球の公式戦6試合が行われた。 DeNA[4-2]中日 巨人[3-8]広島 阪神[8-3]ヤクルト 楽天[3-0]ソフトバンク 西武[1-0]オリックス ロッテ[3-5]日本ハム 横浜DeNAベイスターズが快勝。DeNAは初回、牧秀悟、戸柱恭孝の連続タイムリーで2点を先制。2-2の3回には京田陽太のタイムリーで再びリードを奪った。投げては2番手で好リリーフを見せた中川颯が今季3勝目を手にした。中日ドラゴンズは先発の髙橋宏斗が7回途中8安打4失点の粘投も実らなかった。 広島東洋カープが大勝。広島は初回、末包昇大のタイムリーで2点を先制。2-1の4回には末包のこの日2本目のタイムリーなどで5点を追加した。末包は3安打5打点の大暴れ。先発の森下暢仁は5回3失点と試合を作り、自身2年ぶりの10勝目。読売ジャイアンツは先発の山﨑伊織が試合を作れなかった。 阪神タイガースが大勝で連敗ストップ。阪神は初回、前川右京の押し出し四球などで3点を先制。終盤にも佐藤輝明、大山悠輔の連続タイムリーなどでリードを広げた。投げては先発の才木浩人が、7回3安打無失点、7奪三振で自身初の10勝目を手にした。東京ヤクルトスワローズは投手陣が精彩を欠いた。 東北楽天ゴールデンイーグルスが快勝。楽天は2回、フランコの7号2ランで先制。4回には中島大輔のタイムリーで1点を加えた。投げては先発の早川隆久が、6回無失点の好投で今季9勝目を挙げた。福岡ソフトバンクホークスは相手を上回る8安打を放ったが、繋がりを欠き無得点に終わった。 埼玉西武ライオンズが投手戦を制した。西武は0-0で迎えた7回、佐藤龍世のタイムリーが飛び出し、先制に成功。これが決勝点となった。3番手の平良海馬が今季2勝目を手にした。オリックス・バファローズは10安打無得点と、打線が繋がりを欠いた。 北海道日本ハムファイターズが接戦を制し、連敗を3で止めた。日本ハムは初回、水谷瞬の先頭打者本塁打で幸先良く先制すると、3回には水野達稀の2ランなどでリードを広げた。投げては先発の金村尚真が5回3失点と試合を作り、6勝目を挙げた。千葉ロッテマリーンズは先発の小島和哉が試合を作れなかった。