サンフレッチェ広島(J.LEAGUE)

[3.9 J1第3節 広島 4-0 鳥栖 Eピース] 　J1リーグは9日、第3節を開催し、エディオンピースウイング広島ではサンフレッチェ広島とサガン鳥栖が対戦し、広島が4-0の完封勝利。勝ち点を7まで伸ばした広島は、得失点差で同勝ち点の柏と町田を上回って首位に浮上した。 【写真】“ぽっちゃり”を超えた…ネイマールの激変した姿 　開幕2戦1勝1分けの広島は2日の第2節FC東京戦(△1-1)から先発の変更はなく、3試合連続同じスターティングメンバ―でこの一戦を迎えた。対する鳥栖は前節札幌戦(○4-0)で今季初白星。同試合と同じ11人が先発起用された。 　ともにゴールに迫る場面を作り出すなか、試合を動かしたのはホームの広島だった。前半18分、右サイドのMF中野就斗がマイナスに送ったパスに走り込んだDF塩谷司がミドルレンジから右足を振り抜く。鋭いシュートは、クリアしようとしたDF山崎浩介に当たってコースが変わってネットを揺らし、スコアを1-0とした。 　さらに31分に広島が追加点を奪取。右サイドから中野が送ったクロスのこぼれ球をPA内左でMF東俊希が拾う。左足で放ったシュートは相手選手にブロックされたものの、セカンドボールをMF川村拓夢が豪快に左足で突き刺し、リードを2点差に広げた。 　2-0のまま後半を迎えると、4分、FWピエロス・ソティリウのパスからPA内に走り込んだ川村がMF手塚康平のファウルを誘って広島がPKを獲得。キッカーを務めたピエロス・ソティリウがきっちりネットを揺らし、スコアは3-0となった。 　その後もゴールを脅かす場面を作り出した広島になかなか追加点は生まれなかったものの、90+6分、左サイドからMF志知孝明が送ったクロスを中野がヘディングで叩き込む。4-0の完封勝利でホーム2連勝を飾った。