【高校ラグビー】いよいよ開幕「夢と希望を」城東・小野晏瑚主将が被災者に思い込め選手宣誓
第104回全国高校ラグビー大会が27日、大阪・花園ラグビー場で開幕した。 前大会優勝の桐蔭学園から大優勝旗等の返還が行われた後、城東主将の小野晏瑚(あんご=3年)が選手宣誓。 「大会の歴史と伝統を感じ、ここ花園というあこがれの舞台に立てて胸がいっぱいです。私たちがラグビーに打ち込める環境は多くの方々の支え、平和の日々によって成り立っています。災害等の苦しみの中で夢をかなえることが難しい方もいらっしゃいます」。 今年も多くの災害に見舞われた中で、被災者に思いを込め、「私たちにできることはプレーすることだけですが、参加選手全員が1つになり、この世界に夢と希望を与えたい。そんな願いをラグビーで体現します」と力強く宣言した。 続けて「感謝を忘れず、それぞれが代表という自覚を持ち最後の瞬間まで1つ1つのプレーに魂を込め、全力でプレーすることを誓います」と宣誓した。 U18女子東軍対U18女子西軍が行われた後、正午に1回戦3試合がキックオフ。合計9試合が行われる。