福袋って本当に「お得」なんですか? 安くても欲しいものが少なければ、結局割高になるのではないでしょうか…?
年始のお楽しみのひとつが「福袋」です。「5000円で3万円相当のものが入っている」など公式でアナウンスされるものもあり、お得だといわれています。 しかし、複数入っているもののうち、欲しい・使えるものが少なければ結局割高になるのではと思っている人もいることでしょう。この記事では、福袋で損をしたくない人に向けて、福袋の選び方のコツなどについて解説します。
福袋に当たり外れがあるのは事実
一般的に、福袋は販売価格以上の品物が入っていてお得だといわれています。実際に、アパレルブランドの福袋では、1万円の代金で10万円相当のアイテムが入っていることもあります。狙っていた洋服や数万円する新作コートが入っていたといったケースでは、お得に感じられるでしょう。 しかし、ときには売れ残りを詰め合わせたと思われるような福袋に当たってしまうこともあります。合わせづらい奇抜なデザインや色のアイテムばかりで使えるものが少なければ、無駄な出費だったと感じてしまうでしょう。 タンスの肥やしが増えるだけになり、使えるアイテムをセールなどで新たに買いに行かなければならないかもしれません。
損をしないための福袋の選び方
福袋で失敗しないためには、以下の2つのコツを押さえておきましょう。 ◆事前に中身が分かるものを買う 福袋の中には、中身が見えることを売りにした予約可能な商品もあります。アパレルでも、福袋用に企画されたセットでコーディネートできる洋服をあらかじめ見せていることもあり、自分が欲しいものが入っているかどうかを事前に確認できます。滅多にセールにならないブランドの福袋などが特に狙い目です。 ◆日持ちする食べ物の福袋を狙う 食べ物の福袋も人気です。老舗メーカーのチョコレートやコーヒー、クッキーなど、品質が良く、日持ちする食べ物の詰め合わせを普段よりも大幅に安い値段で手に入れることができます。 洋服と違って、無駄になる可能性も低いでしょう。また、商品との引換券や割引券が入っていることも多く、このケースではかなりの確率で元が取れます。