バドミントンS/Jリーグ、山口市で開幕戦 アクト西京は白星発進 入団内定の柳井商工高宮崎も参戦
バドミントンS/Jリーグの今季開幕戦となる山口大会が2日、山口市の維新大晃アリーナで始まった。周南市の女子チームACT SAIKYO(アクト西京)は仙台市の七十七銀行を2―1で下して白星発進した。パリ五輪代表が出場した試合もあり、会場はほぼ満員の約1800人で沸いた。 初戦に臨んだアクト西京の選手たち 初優勝を狙うアクト西京は、第1ダブルスを先勝。続くシングルスに日本代表の柳井商工高3年宮崎友花選手が入団内定選手として出場した。 宮崎選手は第1ゲームを制して迎えた第2ゲーム、中盤に6連続得点を許して一時劣勢になったが、巧みな打ち分けで食らい付き勝利を収めた。同高バドミントン部も応援に駆け付け、声援で後押しした。宮崎選手は「緊張した。柳井商工高のみんながいて心強く、最後逃げ切れた」と話した。 リーグ開幕戦の県内開催は初めて。男女12チームが参戦し、パリ五輪の男子ダブルス代表で柳井市出身の保木卓朗選手も出場した。観戦した岩国市通津の主婦中畠雪枝さん(72)は「スマッシュがとても速く、迫力がある」と楽しんでいた。山口大会は3日まで。
中国新聞社