大阪・松井知事が定例会見4月18日(全文1)万博、アフリカ票の行方見えない
大阪府の松井一郎知事が18日午後2時から定例会見を行った。 ※【**00:32:45】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「【中継録画】松井一郎・大阪府知事が定例会見(2018年4月18日)」に対応しております。
春の地域安全運動の実施、子供や女性に対する犯罪について
司会:ただ今から知事の記者会見を始めさせていただきます。初めに知事のほうからお願いします。 松井:春の地域安全運動の実施についてです。本日から4月の27日までの間、春の地域安全運動を実施いたします。府民の皆さんには防犯意識を高めてもらい、自主的な行動を取っていただけるよう、この期間、府内各地において地域住民や事業者の皆さん、警察、自治体などが一体となってさまざまな活動に取り組みます。 今回の重点は特殊詐欺、子供や女性を対象とする犯罪、自動車関連犯罪およびひったくりの3項目に関する被害防止です。まず特殊詐欺については還付金詐欺、還付金などの詐欺の被害は昨年に比べて大きく減少しましたが、オレオレ詐欺の被害は昨年の約2倍の166件が発生し、被害総額は約4億4000万となっています。オレオレ詐欺の手口は犯人が子供になりすまし、電話で子供になりすまし、会社の金を横領した、あるいは不倫相手を妊娠させた、などといって示談金などをなんとかしてほしいと要求してくるものがあります。また百貨店や警察官などを名乗り、あなたのクレジットカードが不正に使用されています。キャッシュカードも悪用されないように処理するので併せて預かります、などといってカードをだまし取り、お金を引き出す手口があります。 府民の皆さまにはこのような、お金やカードを要求する電話があれば、すぐに家族や警察などに相談するようにしてください。また知らない電話番号からの着信時には、留守番電話やナンバーディスプレーの機能などを活用するなど、しっかり自衛策を講じていただきたいと思います。大阪府では市町村が65歳以上の高齢者に自動録音機など被害防止用の機器を貸し出す事業への補助を行っており、これらの取り組みを通じて市町村と共に被害防止を進めていきます。 2点目の子供や女性に対する犯罪については、誘拐や強制わいせつの被害防止を目的とした防犯教室を実施するほか、府警、市町村、府で設置する地域安全センターを拠点に活動を行っていただいている防犯ボランティアの皆さんと連携、協力をして、安全見守り活動を実施いたします。