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中国・河北省の高速道路で、春節向けと思われる花火を積んだトラックが事故を起こし、花火が次々と爆発した。 幸いけが人はいなかったが、夜空に花火が上がる光景に引かれ、車から降りて見物する人の姿もあった。 中国では旧正月である春節に花火や爆竹で祝う風習があり、過去にも春節を前に、同様の花火の爆発事故が起きている。 【画像】トラック事故で積み荷の花火が爆発し“打ち上げられる”様子

渋滞の車列の先で夜空彩る花火…実はトラックの事故

夜空に次々と上がる花火が、渋滞で進まない車列の先で夜空を彩っている。 その光景に引かれ、車から降りて見物する人の姿もある。 この映像が撮影されたのは、北京からハルビン市につながる中国・河北省の高速道路上だ。 花火は、どこから上がっているのか。 別の映像を見てみると、道路の先で大きな炎が燃え盛り、その中から花火が次々と打ち上がっていた。 中国メディアによると、23日、高速道路上で大量の花火を積んでいたトラックが事故を起こし、花火に次々と火がついたという。 中国では、旧正月の春節に爆竹を鳴らしたり、花火を打ち上げたりする風習がある。 このトラックが運んでいた花火は、1月29日から始まる春節向けのものだったと思われる。

春節前には過去にも同様の花火爆発事故

2024年2月に春節を迎えた時のハルビン市では、広場に集まった住民たちが車から大量の花火を下ろし、準備を整えていた。 住民たちは「とても楽しい」、「（花火を）たくさん買いました。6000～7000元（約13万円～15万円）」などと話していた。 花火だけではなく、大人の股下までありそうな大きさの爆竹を転がしセッティング。 そして、爆竹を鳴らしていた。 今回の事故でけが人は出なかったが、中国では過去にも春節を前に、同じような花火の爆発事故が起きている。 （「イット!」12月27日放送より）