良血のタピット産駒 中内田充正厩舎のゴールデンカイトが初陣Vなるか
良血マル外のゴールデンカイト(牡2、栗東・中内田充正厩舎)が、土曜中京4Rの2歳新馬(ダ1800m)でデビュー勝ちを目指す。 ゴールデンカイトは父Tapit、母L' Age d'Or、母の父Medaglia d'Oroの血統。米国産馬で、叔父のヴェコマ(Vekoma)は20年に米G1のカーターハンデキャップとメトロポリタンハンデキャップを制している。今年のOBSマーチセールでは60万ドルの高値で取引された。 ここまで坂路とCWを併用して乗り込まれてきた。1週前にはCWでラスト1F11.1、今週の坂路では同じく12.2をマークしているので、水準以上の脚力があることは間違いない。鞍上の川田将雅騎手も頼もしい限りだ。 今年のOBSマーチ組はエコロジークがカンナSを制するなど、多くの馬が勝ち上がっている。ゴールデンカイトも負けじとデビュー勝ちを果たし、秋の重賞戦線へと飛躍してほしい。