全仏オープン

大谷桃子[写真/ゲッティイメージズ]

テニスの全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）は6日、女子車いすテニスのシングルス準決勝が行われ、世界ランク5位の大谷桃子は同6位のジュ・ジェンジェンに4-6, 6-3, 6-7 (3-10)のフルセットで敗れ、2020年以来4年ぶり2度目の決勝進出とはならなかった。 【小田 凱人vs三木 拓也 全仏OP準決勝 1ポイント速報】 28歳の大谷が全仏オープンに出場するのは3年連続4度目。今大会の1回戦では世界ランク9位のK・モンジャニ（南アフリカ）を下すと準々決勝では第2シードの上地結衣を退け4強入りを決めた。 そして準決勝、開始からブレークを奪い合う展開となると大谷は4度のブレークを許し第1セットを先取される。それでも続く第2セットでは4度のブレークを奪い1セットオールに追いつく。 迎えたファイナルセット、開始から2度のブレークを奪い合うと第8ゲームで大谷が3度目のブレークを奪いゲームカウント5-3とリード。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでブレークバックを許す。 その後の第11ゲームと第12ゲームで互いにブレークし10ポイントのマッチタイブレークに突入。開始からミニブレークを許し1-5とリードされた大谷は挽回できず、2時間51分に及ぶ激闘の末に力尽きた。 勝利したジュは決勝で第1シードのD・デ フロート（オランダ）と対戦する。デ フロートは準決勝で第4シードのA・ファン クート（オランダ）を6-1, 6-4のストレートで下しての勝ち上がり。