バスケが「今でも大好き」なカリーが目指すゴールは、通算5度目の優勝「僕がプレーしている唯一の理由だ」<DUNKSHOOT>
コート外では妻と4人の子どもたちを持つ父親で、ウォリアーズでは最年長、リーグ全体でも大ベテランの部類に入る。それでも依然トップレベルを維持し、コートに立てば誰よりも相手ディフェンダーを引きつける影響力を誇っている。 そんなカリーは「今でも大好き」だとバスケットボールへの愛を語る。 「ゲームでプレーするのは今でも大好きなんだ。毎日練習することだって大好きだよ。僕にとってバスケットボールは今もなお楽しいものだからね。毎晩コートでどのようにして勝つかを見出すことがチャレンジであり、僕は今でもそのことにかき立てられている」 3ポイントでバスケットボール界へ革命を起こした“ゲームチェンジャー”(変革者)は、レギュラーシーズン通算成功3792本、プレーオフでも618本でNBA歴代トップに立ち、 “史上最高のシューター”の名を欲しいままにしている。 4度の優勝はチームメイトのグリーン、昨季までの同僚であるクレイ・トンプソン(現マーベリックス)、好敵手レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と並んで現役最多タイ。5度目を達成することになれば、コビー・ブライアント(元レイカーズ)やティム・ダンカン(元サンアントニオ・スパーズ)、そして“史上最高のポイントガード”と評されるマジック・ジョンソン(元レイカーズ)と並ぶ。 カリーの現行契約は今季を含めてあと3年。残された時間でひとつでも多くのタイトルを手にすべく、コートに立ち続けるだろう。 文●秋山裕之(フリーライター)
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