【巨人】阿部監督「競合覚悟で行こうかと言っている」金丸投手が最有力か 24日ドラフトへ向けスカウト会議
巨人は22日、ドラフト会議（24日）へ向けて東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を開催。水野雄仁スカウト部長は注目の1位指名について「一応、これでいこうかという感じ」と固まったことを明かしつつ、公表については「できないです。しない方がいいかなという感じです。明後日のお楽しみで」と口にチャックをした。 水野部長は、「投手か野手か」の質問にも苦笑いでかわしていたが、今春の野球日本代表「侍ジャパン」のトップチームに選ばれた大学ナンバーワン投手である関大・金丸夢斗投手が最有力であるとみられる。今季15勝を挙げた菅野はこのオフ、海外FA権を行使してメジャー移籍することを表明。即戦力投手は何より欲しいはずだ。 会議に出席した阿部慎之助監督は「その一人を言ったら面白くない。まあたぶん、競合覚悟で行こうかと言っているので」と、くじも念頭に置いていることを口にしており、やはり金丸が有力視される。そのくじは、指揮官が託される。リーグ優勝した巨人はウエーバーで最後のため、くじも最後に引くことになるが、阿部監督は「残り物に福があると、そう思っておくしかない」と語った。
中日スポーツ
