男性の更年期障害 80%以上が医療機関受診せず…「何の病気か分からず困っている方も」治療方法・兆候サインは?
更年期障害の原因は?「医療的にはなんとかできる時代」
男性の更年期障害は、主要な男性ホルモンである「テストステロン」が減少することで引き起こされるとされています。 更年期障害を放置すると、うつ状態が悪化し、筋力低下も進み肥満も起きます。 そして、心と体の働きが弱くなる「フレイル状態」となり、将来的に認知症や寝たきりなどにつながるリスクが高くなっていくのです。 ホルモン量の減少は、女性は40歳を境に急激に減少しますが、男性も同じく40歳を過ぎた辺りから緩やかに減少していきます。男性でも40代以降はいつでも起こりうるという意識が大切です。 平澤精一 総院長: 血液検査などで「テストステロン」の値なども調べられますけれども、その他の要素も含めて今は全体的に治療ができるようになっていますので、基本的にテストステロンは加齢と共にどんどん低下していきますから、生物学的には出口はないですけども、ただし今はいろいろな加療によって体内のテストステロンを増やすこともできる可能性が出てきていますので、医療的にはなんとかできる時代になってきています。 倉田大誠アナウンサー: あとは、ご自身でできることで基本的なことですけども、食事面や有酸素運動をする、十分な睡眠をとるなどを心掛けていく、毎日の積み重ねも大事だということです。 (『めざまし8』 2024年9月6日放送より)
めざまし8