三谷幸喜氏、東京ドラマアウォード初司会でやりたい放題 ベル連打、生歌唱、ミニコント…
優秀な日本のテレビドラマを表彰する「東京ドラマアウォード2024」の授賞式が28日、都内で開かれ、脚本家の三谷幸喜氏、フリーアナウンサーの有働由美子が司会を務めた。 同授賞式の司会を初めて務めた2人は、腕を組み、軽やかなポージングを取りながら登場。開会宣言を務めた日本民間放送連盟会長・遠藤龍之介会長には「時間に限りがありますので、2分間でお願いいたします」と詰めより、スピーチ中にはベルを連打して場内を笑わせた。 あぶない発言をしようとする三谷氏に、有働アナがホイッスルで「ピー音」を入れるなどミニコント的な進行も。主題歌賞の発表前には、三谷氏が「もしもピアノが弾けたなら」、有働アナが「贈る言葉」をアカペラで歌唱。TBS系「不適切にもほどがある!」の主題歌「二度寝」で主題歌賞を受賞したものの授賞式には欠席したCreepy Nutsからのコメントを三谷氏はラップ風に代読するなど、フリーダムすぎる司会ぶりを見せた。 授賞式では、登壇したプロデューサーやディレクターが「デビュー作が三谷さんの作品で」「三谷さんの作品にあこがれてこの仕事を志して」などと、三谷氏との縁を語る制作者が続出。三谷氏は「知らないうちに人に影響を与えているんだなあ、と。(スピーチで)『個人的には…』と切り出されるとドキッとします」と照れ笑いしていた。 単発ドラマ部門のグランプリはNHKの「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」が、連続ドラマ部門のグランプリはTBS日曜劇場「VIVANT」が受賞。個人賞は草ナギ剛、石橋静河、若葉竜也、内田有紀らが受賞した。
報知新聞社