写真：吉村真晴（株式会社SCOグループ）/提供：WTT

＜卓球・WTTコンテンダーチュニス2024　日程：2024年6月25～6月30日　場所：チュニス（チュニジア）＞ 27日、WTTコンテンダーチュニス2024は3日目を迎え、各種目1回戦が終了した。 男子シングルス1回戦で、吉村真晴（株式会社SCOグループ）はアンダース・リンド（デンマーク）と対戦。 第1ゲームは序盤から競り合うも、吉村が取り切りゲームを先取。しかし、第2ゲームはリンドがデュースを制し、ゲームを返される。第3ゲームは吉村、第4ゲームはリンドが取り、勝負は最終ゲームへ。最終第5ゲームは中盤まで一進一退の攻防になるも、吉村がなんとかリンドから逃げ切り、フルゲームの末に吉村が勝利。接戦をものにして2回戦へ駒を進めた。 篠塚大登（愛知工業大）はトルルス・モーレゴード（スウェーデン）と対戦。競り合いながらもゲームカウント3-1で勝利し、2回戦に駒を進めた。その他、張本智和（智和企画）、松島輝空（木下グループ）、宇田幸矢（協和キリン）、及川瑞基（岡山リベッツ）も白星を挙げて、2回戦進出を決めている。 女子シングルス1回戦では、予選から激戦を超えてきた木村香純（トップおとめピンポンズ名古屋）がWTTコンテンダーラゴスで優勝したスリージャ・アクラ（インド）と対戦。 予選上がりから勢いに乗る木村は第1、第2ゲームの競り合いをものにし、2ゲームを先取。しかし、第3、第4ゲームはアクラが奪い、試合の勝敗は最終第5ゲームへ。第5ゲームは中盤で木村がリードを奪うも、そこからアクラが猛追。しかし、木村がなんとか逃げ切り、フルゲームの激闘を制して2回戦進出を決めた。 また、同じく1回戦では森さくら（日本生命）と笹尾明日香（日本生命）の日本人対決が実現。第1ゲームは笹尾がデュースをもぎ取り、ゲームを先取。しかし、第2ゲーム以降は森が力を見せ、競り合いをものにして3ゲームを連取。森が日本人対決を制し、2回戦へと駒を進めた。 その他、張本美和（木下グループ）、横井咲桜（ミキハウス）、大藤沙月（ミキハウス）、長﨑美柚（木下グループ）が1回戦を快勝で突破している。 28日には男女シングルス2回戦、男女ダブルス準々決勝、混合ダブルス準々決勝、準決勝が行われる。