県内は厳しい残暑 高原は秋の装い 被災地ではボランティアの支援活動続く 大分
9月に入っても厳しい残暑が続いていますが、高原は少しずつ秋の装いに変わっています。標高600メートルから1100メートルに位置する大分県竹田市の久住高原。平地より3度から4度ほど気温が低いとあって、早くもススキに穂が付き始めています。 【写真を見る】県内は厳しい残暑 高原は秋の装い 被災地ではボランティアの支援活動続く 大分 6日の県内は猛暑日となったところもあり真夏の暑さが続いていますが、高原ではさわやかな秋の風がススキの穂を揺らしています。 (訪れた人)「風が涼しくて気持ちが良いです」「今年初めてのススキを見て秋が来ているという実感がしている」 7日は二十四節気の「白露」です。草や木に朝露がつく頃とされていますが、県内は残暑が続き平年よりも気温が高い朝を迎えそうです。 一方、台風10号の被災地では厳しい暑さの中、復旧作業が続いています。 (堤遼志郎記者)「昨日からはじまった災害ボランティアですが、きょうも強い日差しの中活動が続けられています」 5日災害ボランティアセンターを開設した国東市では、6日大分大学の学生ボランティアが支援活動に取り組みました。学生たちはこれまで学んできた土嚢の作り方などの知識活かしながら、住宅に流れ込んだ土砂や木を撤去していきました。 (学生ボランティアの松浦颯来さん)「体を動かすことはできるので、そういった形でお手伝いできたらうれしいと思って来た。実際に来てみて、こういうことが起きるんだなと実感した」 (被災した住民)「半年かかるか1年かかるかわからないくらい途方に暮れていた。皆さんが暑い中一生懸命やってくれて、頭が下がる思いです」 国東市では今週末も大分大学の学生や職員28人がボランティア活動を行います。
大分放送