「憧れてもらえるような選手に」山本由伸投手が米・ドジャース入団 県出身者初メジャーリーガーに【岡山】
12月28日朝、アメリカのメジャーリーグ、ドジャースへの入団会見を行った山本由伸投手。地元の備前市もお祝いムードに包まれました。 日本時間の午前8時、ロサンゼルス・ドジャースのユニフォームに袖を通した備前市出身の山本由伸投手。背番号は18です。 (ロサンゼルス・ドジャース 山本由伸投手) 「歴史あるチームの一員になれて光栄に思う。ロスが新しいホームと言えることを誇りに感じている」 会見ではドジャースとの12年契約が正式発表され、岡山県出身者で初めてのメジャーリーガーの誕生となりました。山本投手はチームメイトとなった大谷翔平選手の名言を引用し、意気込みを語りました。 (ロサンゼルス・ドジャース 山本由伸投手) 「きょうからは、本当の意味で憧れるのをやめなければいけない。自分自身が憧れてもらえるような選手になれるよう頑張る。これまで僕の野球人生にかかわってくれた全ての関係者、いつも変わらず見守ってくれる家族に感謝の気持ちを伝えたい」 (三竿雅義記者) 「昼過ぎに届いた懸垂幕。職員が掲揚の準備を進めています」 備前市は契約合意の報道があった12月22日に市内の印刷会社に懸垂幕を発注し、なんとか入団会見の日に間に合いました。 (備前市スポーツ振興課 大谷和真主任) 「会見後、懸垂幕を掲げることにしていた。(間に合いましたね)よかった」 (市民は…) 「素晴らしいです。大谷選手と一緒にプレーされるということで本当に誇りです」 吉村市長も即席ながら山本投手の背番号入りのドジャースジャンパーを身にまとい、入団を祝いました。 (備前市 吉村武司市長) 「野茂選手がドジャースに入った時に買ったジャンパーを借りてきた。野茂は16番だったので、18番にさせてもらった。来年(2024年)は山本選手の活躍を市民にいち早く伝える新セクションを設けようと考えている」 山本投手はこの後帰国し、12月30日に大阪市で改めて記者会見を開く予定です。 備前市では2024年、市民がロサンゼルスへ駆けつけ山本投手を応援するツアーを検討中と話していました。期待が膨らみますね。
岡山放送