〔NY外為〕円、148円台後半(9日朝)
【ニューヨーク時事】9日午前のニューヨーク外国為替市場では、米長期金利が高止まりする中を円売り・ドル買いの流れが続き、円相場は1ドル=148円台後半に下落している。午前9時現在は148円80~90銭と、前日午後5時(148円15~25銭)比65銭の円安・ドル高。 米長期金利の指標となる10年債利回りが引き続き4%の高水準にとどまる中、日米金利差を意識した円売り・ドル買いの流れが継続している。ただ、この日午後に発表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(9月17~18日開催分)や10日発表の9月の米消費者物価指数(CPI)を前に様子見ムードが広がり、148円台後半で足踏み状態となっている。 ユーロは同時刻現在、対ドルで1ユーロ=1.0950~0960ドル(前日午後5時は1.0975~0985ドル)、対円では同163円10~20銭(同162円64~74銭)と、46銭の円安・ユーロ高。