【台風情報】台風21号「コンレイ」 11月としては「異例」とも言えるルートで日本接近の可能性も 進路予想は? 台風が近づく前から雨の降り方に注意
25日、日本の南海上に大型の台風21号が発生しました。 週末から来週にかけては、台風からの暖かく湿った空気が流れ込み、本州付近にある前線の活動が活発になる可能性もあるほか、その後、日本に近づく可能性もあり、山陰でも雨への警戒が必要となりそうです。 【画像を見る】「台風21号」進路予想図【31日(木)にかけての雨・風シミュレーション】 週末から来週にかけては、この台風から暖かく湿った空気が流れ込み、本州付近にある前線の活動が活発になる可能性もあります。台風が近づく前から雨の降り方に注意が必要です。 その後の予想進路については、ばらつきがあるものの、日本に近づく資料もあります。 それによりますと、今後は西寄りに進み、29日ごろにフィリピンの東に進みます。 その後、北寄りに進路を変え、31日から11月1日ごろには発達しながら沖縄付近に近づく可能性があります。 そして11月2日から3日ごろになると、高気圧の縁に沿って東寄りに進路を変え、九州や本州・四国付近に近づくとしています。 さらに東寄りに進み本州を縦断する可能性もあります。 11月としては異例とも言えるルートですが、予想にはブレがありますので、最新の情報をチェックするようにしてください。 気象庁によりますと大型の台風21号(コンレイ)は、25日午後6時現在、マリアナ諸島付近にあり、北西に時速30キロの速さで進んでいます。 中心気圧は 996 hPa、中心付近の最大風速 18 m/s (35 kt)、最大瞬間風速 25 m/s (50 kt)、15m/s以上の強風域 南側 650 km (350 NM)北側 440 km (240 NM)です。 今後の進路予想などは下記の通りです。 【26日06時の予報】 種別 台風 強さ - 存在地域 フィリピンの東 予報円の中心 北緯16度30分 (16.5度) 東経139度25分 (139.4度) 進行方向、速さ 西北西 40 km/h (22 kt) 中心気圧 994 hPa 中心付近の最大風速 20 m/s (40 kt) 最大瞬間風速 30 m/s (60 kt) 予報円の半径 65 km (35 NM)