【速報】”長年にわたり不適切な機体整備” 国交省大阪航空局が岡山航空に航空法に基づく行政処分【岡山】
岡山市南区の「岡山航空」が、自社の航空機や整備を受託している航空機について、長年にわたって不適切な整備を行っていたなどとして、国土交通省は20日、同社に航空法に基づく行政処分などを行ったと発表しました。 国土交通省大阪航空局によりますと、岡山航空からの報告を受け、11月11日~14日に行った立ち入り検査の結果、3機種7機について、一部の必要な整備を適切に行っていなかったことがなどが分かったということです。中には2002年11月以降、不適切な整備を継続的に行っていたケースもありました。 大阪航空局は同社に対し認定業務停止命令60日間と、安全管理体制の再構築など3項目からなる事業改善命令のあわせて2件の行政処分と、安全統括管理者の職務に関する警告を出しました。大阪航空局は2025年1月27日までに再発防止策を報告するよう岡山航空に求めています。 今回の処分に対し、岡山航空は「行政処分を厳粛に受け止め、今後このような事態が再発することのないよう、再発防止策を確実に実施するとともに、安全管理の堅持と皆様の信頼回復に全社を挙げて取り組んでまいります。」とのコメントを発表しています。
岡山放送