【山口県】過去を知り未来へ繋げる大津島ツアー 徳山空襲経験者から悲惨さ学ぶ
周南市大津島の回天記念館を訪れて戦争や日本の歴史を直接感じ、戦争の悲惨さや命について考える「過去を知り、未来へ繋げる~大津島ツアー~」が、14日(土)午前9時から午後4時まで開かれる。 周南青年会議所(JC=西田良平理事長、88人)の主催で、青少年育成委員会(兼田聡行委員長)の主管。周南観光コンベンション協会が後援。 多くの命を奪う戦争を二度と起こさないためには後世に伝え続けることが重要。終戦から79年が経ち、被爆経験者の平均年齢は85歳を超え、伝えていくことは困難になりつつある。 戦争について知り、考える人や、後世に伝えることができる人を育成することがこの事業のねらい。 午前9時半に徳山港を出発し、回天記念館や回天訓練基地跡地を見学。大津島から戻って午後3時から、徳山空襲の経験者から当時の様子やまちの被害を聞く。 兼田委員長は「戦争を知らない世代が増えている中、被災された方の話を直接聞ける機会は貴重。この事業で戦争の悲惨さ、命の大切さを感じていただけたら」と想いを話す。 対象は高校生、大学生、専門学生の95人。参加無料で昼食の弁当つき。 申し込みは専用フォームから、問い合わせは月曜から木曜の午前10時から午後3時の間に周南JC(0834-29-1436)へ。