ノーベル化学賞にディビット・ベーカー氏、デミス・ハサビス氏、ジョン・ジャンパー氏の3人
先ほどノーベル化学賞が発表され、タンパク質の立体構造の研究でワシントン大学のディビット・ベーカー氏ら3人が選ばれました。 【映像】現地の様子 ワシントン大学のディビット・ベーカー氏はタンパク質の立体構造を解き明かし、全く新しいタンパク質を生み出すことに成功しました。 グーグル・ディープ・マインドのデミス・ハサビス氏とジョン・ジャンパー氏は、AI(=人工知能)『アルファフォールド』を開発し、アミノ酸の配列からタンパク質の立体構造を予測する作業を高速化しました。この技術はがんの治療薬の候補を発見することなど医療に役立てられています。 ハサビス氏は囲碁で初めてトッププロ棋士を倒したAI『アルファ碁』も開発していて、世界的なAIブームを呼び起こすきっかけも作っています。 ジャンパー氏は学生時代からタンパク質の構造を機械学習する研究を手がけ、ハサビス氏が設立したディープマインドに入社して、『アルファフォールド』の開発を率いました。(ANNニュース)
ABEMA TIMES編集部