新生リバプールの来季開幕戦スタメンを英紙予想 サラー&遠藤の出場が「理想のシナリオ」
五輪出場の場合はプレシーズンの大半を欠場へ
イングランド1部リバプールの日本代表MF遠藤航とエジプト代表FWモハメド・サラーは、今夏のパリ五輪にオーバーエイジとしての参戦が予想されている。五輪参戦となれば、新シーズンの開幕に間に合わない可能性もあるなかで、英地元紙「リバプール・エコー」は「2人とも残るのが理想のシナリオ」とし、プレミアリーグ開幕戦の理想スタメンに2人の名前を記した。 【画像】遠藤航は控え想定…英紙「デイリー・ミラー」が予想するリバプール来季スタメン陣容 リバプールは今夏の欧州選手権(EURO)とコパ・アメリカ(南米選手権)に多くの代表選手を派遣している。遠藤とサラーは今季の主力選手の中で今夏のメジャートーナメントに参加しない数少ない選手のうちの1人だが、2人は7月末に開幕するパリ五輪のオーバーエイジ枠の候補となっている。メンバーに選ばれた場合、遠藤は16年リオデジャネイロ、21年東京に続く3大会連続3度目、サラーは12年のロンドン以来2度目の出場となる。 「リバプール・エコー」紙は、新シーズンのプレミアリーグ開幕戦となるイプスウィッチ・タウン戦(8月17日)の予想先発に遠藤とサラーを含めつつ、「遠藤航とモハメド・サラーは現在、夏のメジャートーナメントに参加しておらず、来月から始まるプレシーズンではリバプールの選手の中で最も経験豊富な選手たちということになる。しかし、彼らがパリ・オリンピックに招集され、レッズから参加を認められれば、彼らはプレシーズンの大部分に参加できず、プレミアリーグ開幕戦への出場も疑わしくなる」と五輪参加の影響についても言及。そのうえで、「2人とも残ることがリバプールにとって理想のシナリオ」と記していた。サラーは前回の東京五輪でも出場も希望していたが、リバプールが招集を拒否したとして実現しなかった過去がある。 リバプールはアルネ・スロット新監督の下で新たなスタートを切る。経験豊富でリーダー格の遠藤とサラーにはプレシーズンの頭から新体制のチームを牽引する存在として期待されているようだが、果たしてリバプールが思い描く理想のシナリオ通りに進む可能性はあるのだろうか。 「リバプール・エコー」紙によるイプスウィッチ・タウン戦のリバプールの理想スタメンは以下のとおり。 GK アリソン・ベッカー DF トレント・アレクサンダー=アーノルド レニー・ヨロ(現リール) フィルジル・ファン・ダイク アンドリュー・ロバートソン MF ドミニク・ソボスライ 遠藤 航 アレクシス・マック・アリスター FW モハメド・サラー ダルウィン・ヌニェス コーディ・ガクポ
FOOTBALL ZONE編集部