ソニーG、7-9月期営業益は大幅増-ゲーム事業がけん引
これについて十時氏は、顧客の生産計画の見直しに伴って下方修正に踏み切ったと説明。「いろいろな理由で生産調整はある」とし、来期以降の同事業の見通しに変化はないとみている。ソニーGは米アップルのiphone向けに画像センサーを供給する。
次世代半導体の量産を目指すラピダスの追加出資についてはコメントを控えたが、半導体産業は経済発展や経済安全保障政策上も極めて重要だとした。その上で、半導体エコシステムが再強化されるのであればよいことだとし、「一定の貢献はきちんとしていきたい」と述べた。
今期見通し
今期の売上高予想については、従来の12兆6100億円を12兆7100億円に引き上げた。想定為替レートは1ドル=146円前後(従来148円前後)に変更し、1ユーロ=160円前後は据え置いた。
--取材協力:望月崇.
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Yuki Furukawa