国際通りがピンク色に 那覇で「ピンクドット沖縄」 同性婚実現へパレード
ピンク色の物を身に着けて、LGBTQなど性的マイノリティーへの差別や偏見に反対し、同性婚の実現を目指すイベント「ピンクドット沖縄2024」(ピンクドット沖縄主催)が8日、那覇市牧志のてんぶす那覇前広場で開かれた。 【動画】国際通りがピンクとレインボーフラッグに染まったパレード
イベントでは「レインボーパレード」も行われ、参加者が軽快な音楽に合わせレインボーフラッグなどを片手に笑顔で練り歩き、国際通りをピンク色に染めた。 今回のテーマは「行政と共に考えるLGBTQファミリーの今とこれから」。当事者のほか、県と那覇市の担当者が初めて登壇したトークイベントがあった。この中では、法的に結婚が認められたカップルの家族と比べ、同性カップルの家族とでは、相続や育児休暇の取得といった待遇に差があるなどの課題が指摘された。 登壇者は性的マイノリティーとそのパートナー、その子どもたちが等しく行政サービスが受けられるよう、行政と当事者の双方が意見を伝えやすい関係を築いていくことの重要性を確認した。 参加した浦添市の夫婦は「参加するたびに力をもらえる。同性婚が認められる日まで、アライ(賛同者)として足を運ぶつもりだ」と話した。
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