偏差値30台から東大合格!勉強の達人が教える 「4つのムダな時間」とは?
それさえなくなれば、平日仕事が19時終わりとすると毎日最大2~3時間、休日はほかに予定が入らなければ最大で1日丸々、勉強時間にできる計算になります。 しかし、自分の意思で「サボりたい気持ち」を抑制するのはなかなか困難というもの。そこでおすすめなのが、強制的に誘惑のない環境をつくることです。 私の場合、自宅で勉強するのは諦め、毎日会社帰りにカフェに寄り、勉強することにしました。これなら、テレビやお菓子に負けることもないですし、無駄話をして時間を潰してしまうこともありません。 休日も、予定のないときはカフェや図書館に行くようにすることで、何もせずに終わっていた時間を勉強時間に変えていけました。 2.残業時間 あたりまえですが、残業を減らすと、時間の絶対量が増やせます。単純計算ですが、夜19時まで働いている人が、17時半に定時帰りすると、毎日1時間半の勉強時間が生まれる計算になります。また、昼休みのランチ後にすぐに仕事に戻らず、カフェなどで勉強すると、毎日30分ほどの時間が生まれます。 早く帰ると仕事のパフォーマンスが下がるように思うかもしれませんが、むしろその逆。生まれた時間に新しい知識やスキルを身につけることで、長期的に見ると会社への貢献度は上がっていきます。いま会社で抱えている業務を見直してみましょう。効率化できる業務を見つけ、効率化しましょう。
私の場合、会社を早めに退社し、VBA(Microsoft Excelのプログラミングスキル)を身につけることで、自分が大量に抱えていたExcelの定型業務を効率化し、業務時間を圧倒的に減らすことができました。そして、その時間をまた新しい勉強にあてることでさらにスキルアップし、会社でのパフォーマンスを高められました。 「絶対残業しない」と決めると、仕事の段取りも変わってきます。早く退社するために、「この仕事は急ぎだから早めに片づけよう」「この仕事は凝ってしまいがちだけど、みんな気にしていないから、あまり時間を使いすぎないようにしよう」などと思うようになります。 これまで以上に業務の優先順位を意識したり、集中して仕事に取り組んだりできるようになり、時間あたりで処理できる業務量が増えてきます。仕事の時間が減れば、遊ぶ時間も増やせてストレス発散やメリハリもでき、仕事や勉強の効率が上がることもあります。 3.家事の時間 毎日の家事は、面倒なうえ、けっこう時間がかかっているもの。あっという間に1時間、2時間……と時間が奪われていってしまっているのではないでしょうか? そこで役立つのが「時短家電」や「食材通販」です。