シングルマザーが突然死…退去期限迫るアパートには6匹の猫が 残された子どもたちのSOSが命をつなぐ
幸せの痕跡
友人の家にいるという3匹の猫も保護してほしいと言われていたので友人宅に出向くと、ご自身でもたくさんの猫を家族に迎えている人だった。 「本当はうちで飼ってあげられたらよかったんだけど、うちも猫がたくさんいて。どうかこの子たちをお願いします」と、涙を浮かべて別れを惜しんでいたそうだ。 「あのアパートの一室には、母親と3人の子供たちと6匹の猫の幸せの痕跡がありました。先々に何が起こるかなど誰にも分かりません。不幸にも若くして突然お母さんが亡くなり、残された幼い子どもたち3人はさぞかし心細く、また6匹の猫をどうしたらよいのか分からず、途方にくれたのだと思います。」 代表は、「6匹とも全部!必ず幸せな猫生へ送り出します!」と誓い、全員里親の元に旅立った。子どもたちは、祖父母のもとで暮らすことになったという。 (まいどなニュース特約・渡辺 陽)
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