＜ボーンマス・ブライトン＞後半、三笘（22番）がゴールを決める（ロイター）

　◇プレミアリーグ第12節（2024年11月23日　ブライトン2―1ボーンマス） 　ブライトンの日本代表MF三笘薫（27）が23日、敵地ボーンマス戦にフル出場。後半4分に開幕戦以来の今季2点目を決め、チームを連勝に導いた。 　「オフサイドかなと思いながら打ったが、逆に余裕はあったし、ああいうシーンはやっぱり回数はできているので、流し込めばいいだけのゴールだった。ああいうところを今まで決め切れていなかったので、1個取れたのは良かったが、今まで取れていなかった分、これから取らないとなと思っている」。 　代表戦明け初戦ながら先発出場。前半は見せ場なく守備に奔走する場面が多かったが、後半4分に訪れた決定機をモノにし今季2点目。FWジョアン・ペドロからのスルーパスを引き出し、DFラインの裏へと抜けだすと最後は冷静に右足でネットを揺らした。「パスが8割ぐらいのゴールだと思うが、練習からああいう形は出来ているので、再現性のあるゴールというか、彼はしっかりと僕の動きを見てくれるし、パスが本当に良かったなと思っている」と語った。 　3カ月間ゴールを奪えなかったが、チームの勝利を一番に考えている。「自分の役割も色々ある中で、フォワードの選手が取れているというのは全然問題ないことだと思う。もちろんチャンスがあったので、それは決めないといけないが、まずはチームの勝利のためにやらないといけないと思う」と力を込めた。 　次節は29日のホーム・サウサンプトン戦。「勝たないといけないと思う。これから少しずつ試合数も、連戦も増えてくるが、この冬をしっかりと戦えれば、より上位が見えてくると思うので、しっかりと戦っていきたい」と見据えた。