KDDI、ローソンにTOB 三菱商事と共同経営、50%取得
KDDIは6日、ローソンに株式公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。ローソンには三菱商事が50%出資しており、KDDIは三菱商事以外の一般株主から約5千億円で株式を買い取り50%取得を目指す。ローソンは非上場化する。KDDIはコンビニの購買データを生かした金融など個人向け事業を強化する狙い。 6日、都内の記者会見でKDDIの高橋社長は「通信の力を十分活用して未来のコンビニを実現」と表明。ローソンの竹増社長も「KDDIの通信、デジタルが大きなサポートに」と語った。三菱商事の中西社長は「KDDIの持つ強固な顧客基盤とテクノロジーを組み合わせ、新たなサービスを提供したい」と述べた。