【競輪】初のG1決勝・岩本俊介「運があったり、深谷君のおかげ」…G1いわき平・日本選手権競輪
◇第78回日本選手権競輪(G1、最終日=5日・いわき平競輪場) 決勝は5日、準決勝を勝ち上がった9選手によって、優勝賞金8900万円(副賞含む)と「KEIRINグランプリ2024」(12月30日・静岡競輪場)の出場権をかけて、第11R(16時40分発走)で争われる。 岩本俊介(40)=千葉・94期=が5日、11R決勝に出走する。G3通算5度の優勝を誇る94期が、意外にも!? 初のG1決勝進出を決めた。「運があったり、深谷君の頑張りのおかげ。自分でできる限りのことはした」。準決勝10Rは先行した深谷知の番手で車間を空けながら直線一気に踏み込んでの1着。「パニックにならなかったのは良かった」。無傷の3連勝で迎えるファイナルは単騎で挑む。「自力選手としてここまでやってきた。技術不足だが、やれることはやる。G1の勝ち上がりは何が起きても不思議ではないと思うから」と、静かなる闘志を燃やした。細切れ戦で位置次第では大金星を飾るシーンもありそうだ。
報知新聞社