オスプレイ「安全と性能に懸念」 米下院委、情報提供を要求
【ワシントン共同】米下院監視・説明責任委員会のコマー委員長は21日、鹿児島県・屋久島沖で11月に墜落した米空軍輸送機CV22オスプレイに関し「安全性と性能に懸念がある」として、オスプレイの安全性に関する情報を来年1月4日までに提供するようオースティン国防長官に求めた。 米軍は墜落事故を受け、今月6日に空軍のほか海軍や海兵隊を含め全てのオスプレイの飛行を世界中で一時停止した。コマー氏はこうした措置が、より一層の懸念をもたらしているとした。 コマー氏はオースティン氏に送付した書簡で、1992年以降、オスプレイの墜落が10件以上発生し、軍関係者50人以上が死亡したと指摘した。