町田、日本代表DF中山雄太の完全移籍加入を発表「勝利だけを目指して…」
FC町田ゼルビアは14日、ハダースフィールドを退団していた日本代表DF中山雄太が完全移籍で加入することを発表した。 1997年2月16日生まれの現在27歳の中山は、柏レイソルの育成組織出身で、2015年にトップチーム昇格を果たすと、同年5月に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でプロデビューを飾った。柏では2年目から定位置を確保し、計4シーズンプレー。公式戦通算99試合出場で6ゴールを記録し、2019年1月にオランダのズウォレへ完全移籍した。 その後、2022年7月にハダースフィールドに完全移籍を果たすと、3バックの一角や左サイドバックで出場機会を獲得。しかし、FIFAワールドカップカタール2022の開幕直前の2022年11月に右足のアキレス腱を損傷したことで手術を受け、長期離脱。昨年9月に約10カ月ぶりに公式戦復帰を果たしたが、今年3月に左ひざを負傷してしまった影響で、再び戦列離脱を余儀なくされ、ハダースフィールドでは公式戦通算39試合出場で2ゴール2アシストを記録するにとどまっていた。 また、2021年夏にはU-24日本代表の一員として東京オリンピックを戦ったほか、2019年6月にはA代表デビューも果たしており、これまで通算22試合に出場している。 そんな中山はハダースフィールドとの契約が今年6月30日までとなり、契約満了に伴い、退団することが発表されていた。新天地に注目が集まっていたなか、約5年半ぶりにJリーグに復帰することを決断し、現在2024明治安田J1リーグで首位に立つ町田に加入することが決まった。 加入が決定した中山は町田のクラブ公式サイトで以下のようにコメントを発表している。 「この度、FC町田ゼルビアに加入する事になりました。優勝するためにここに来た事、今の自分にとって何が必要かを考えた末に決断してきました。FC町田ゼルビアに関わる全ての方々と共に勝利だけを目指してやっていきます。新たな歴史を刻むために日々精進して参りますのでよろしくお願いします。天空の城 野津田でお会い出来ることを楽しみにしております」
SOCCER KING