四国中央市の文学愛好家の男性が集めた作家らの直筆色紙や当時の文芸誌などを紹介する展示会

　明治から昭和初期に活躍した作家や俳人、歌人の直筆色紙や当時の文芸誌などを集めた展示会が四国中央市三島中央3丁目の元店舗で開かれている。愛媛詩人会議に所属し、詩作も行っている元店主の合田博之さん（87）が約70年をかけて収集した品々で、合田さんは「文学を愛する人にぜひ楽しんでほしい」と呼びかけている。 　学生時代から文学に関心が高かった合田さん。展示会では、創作活動などでつながりができた出版業界の知人や文学仲間を通じ、手元に集まった作家ら約20人のゆかりの品計約30点を展示している。 　12月末までで入場無料。