永野芽郁「お風呂場にいるみたい!」でんじろう先生と科学実験! 声が反響する不思議な“糸電話”に驚きの声
◆科学の実験をスタジオで実施!
永野:今回、実験道具をスタジオにたくさん持ってきていただきました! 米村:1つは子どもたちもやったことがある糸電話。紙コップの裏に糸を付けて張ると遠くまで声が聞こえますが、糸をいろんなものに変えると面白いんです。 永野:やったことがないです! 米村:こちらはバネに変えています。永野さんに持っていただいて、少し引っ張ってください。そして、コップに口を当てて大きな声で喋ってみてください。 (ここで実践) 永野:わ~い! すごく声が反響してる! 米村:洞窟にいるような声になる、いわゆるエコーがかかるんですね。 永野:糸電話と全然違いますね。 米村:糸電話は音が行ったきりになってしまうんですけど、バネ電話の場合は永野さんが喋った声が行ったり来たりしています。エコーがかかるので歌うとエコーがかかっていい感じになります。 永野:すごい、お風呂場にいるみたい! バネは何センチぐらいですか? 米村:伸び縮みするのでいくらでも長くなります。伸びていない状態だと50cmぐらいですが、もっと短くても大丈夫です。僕も見たことはないのですが、昔の収録で使われていたマイクは、エコーをかけるときにはなかにバネが入っていたそうです。続けて、バネをピンと弾いてみてください。 永野:光線で撃ち合っているみたいな音がする! 不思議! なぜバネだと声が反響するのですか? 米村:コップに向かって話とコップの底が振動します。するとバネが振動して揺れるわけですが、その振動がなかなか消えないんですよね。お風呂でエコーがかかるというのも、壁が硬いのと、お風呂ではいろんな物が置いていないからです。壁で音が当たって戻ってきて、それで残響、エコーがかかるわけです。コンクリートで囲まれているような建物でたとえば手をパンと叩くと、ビーンとすることがありますよね? ああいうのも音が行ったり来たりしています。 永野:行ったり来たりすると、そういう音が出るんですね。 米村:もし、子どもたちがバネ電話を自分で作る場合は、手に入りやすい針金を棒にぐるぐると巻いて、簡単にバネを作って遊んでみるのもいいと思います。 永野:でんじろう先生の大好きなところなんですが、家にあるものでできる実験がすごく多いんですよね。私が子どもの頃は自分が何者にでもなれるような気がしてすごく嬉しかったので、ぜひ聴いているお子さんがいらしたら、針金をゲットして作ってみてください! 番組では他にも、でんじろう先生が新たな“おもしろ実験”のアイデアについて語る場面もありました。 (TOKYO FM「三菱重工 presents 永野芽郁 明日はどこ行こ?」2024年8月17日(土)放送より)