中央警察署

福岡市内の30代の歯科医師の女性が約2100万円をだまし取られました。SNS上で投資に関する情報を発信する相手からウソの投資話をもちかけられ、指定された口座に現金を振り込んだということです。 警察によりますと福岡市内の30代の歯科医師の女性は、ことし8月にSNSで株式取引に関する情報を発信する男性名義の相手と連絡を取るようになりました。 その後、SNSでアシスタントを名乗るアカウントなどを紹介され、「他の人より取り引きを優位に進められる」などとウソの投資話をもちかけられました。 女性は、ことし10月から約1か月間で株式取引の名目で13回にわたり、合計1075万円を指定された口座に振り込みました。 その後、利益を引き出そうとしたところ、相手から“指導料”として767万円、税金申告に関する“事務手数料”として296万円あまりを振り込むよう指示され、指示通りに入金し、合わせて約2130万円をだまし取られました。 金が引き出せないことで不信に思い、警察に相談して事件が発覚しました。 警察は面識のない人に金を振り込まないよう注意を呼びかけています。